今度の社友会の会場は「第一ホテル東京」です
本年11月21日(月)に開催される第19回三井化学東京社友会懇親会は、これまでの会場が大改修休業しているので、第一ホテル東京に変更して開催となります。案内状は、10月には東京社友会会員の皆さまに送付されますので、お待ちください。
このホテルの名称について、事務局内ではつぎのような会話がありました。
A君 |
「ふーん、今年は第一ホテル東京というところですか。会社から近くていいですね」 |
B大将 |
「これは新橋第一ホテルのことだろ。」 |
Cさん |
「東京第一ホテルのことじゃないですか。両親の出身地松山では、東京第一ホテル松山といいますけど」 |
A君 |
「そういえば、仙台でも東京第一ホテル仙台といっていましたよ」 |
B大将 |
「東京にあれば東京第一ホテル東京となるのも変だし、ただの第一ホテルでいいんじゃないの」 |
というわけで、冷静な事務局員が、安直ですがインターネットで、事の次第を調べてみました。
最初は「第一ホテル」だったそうです。79年前の昭和12年に、実業家の小林一三が株式会社第一ホテルを設立し、13年に東京・新橋に「第一ホテル」を開業しました。客室数626を擁する東洋一の規模の近代高級ホテルで、昭和15年に東京で予定されていた第12回オリンピック大会に備えて建設されたそうです。
終戦後は連合軍に接収されていました。昭和31年に返還されて営業を再開し、その後新館ができて「新橋第一ホテル本館」「新橋第一ホテル新館」と呼ばれました。
平成元年に「第一ホテルアネックス」が開業すると同時に本館が閉鎖されました。平成4年には新橋第一ホテル新館も閉鎖され、ここに新橋での「第一ホテル」は幕を閉じましたが、「東京第一ホテル」「第一ホテル」というブランドで全国各地にチェーン展開されています。
平成5年に「新橋第一ホテル本館」跡地に現在の21階建の建物が竣工して「第一ホテル東京」として再開業しています。
平成12年(2000年)には、株式会社第一ホテルが経営破綻し、更生手続きを経て小林一三の流れをくむ阪急阪神グループとなっています。
「第一ホテル東京」は、JR新橋の日比谷口から徒歩2分、アクセスに恵まれた立地です。
前回とは違う会場ですので、懇親会においでの折は間違われませんように。