私とテニス ~2
横山 出
鼠経ヘルニア手術と前立腺がん治療を経て、現在は脊椎管狭窄症と共存です。「下半身が安定しない、重心が後ろですね」とリハビリに通いながら、今秋テニスを再開することができました。年初の“私とテニス”に引き継いでいただいた方々のお話に励まされ、思い出が膨らみました。 |
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今年を皆さまと共に振り返りたいと思います。
小野寺さんの“グリップを握るまで”では、十分ではないグリップを握るまでの執念に、とても励まされました。
吉田さんの“私がテニスを離さなかった”に、ラケットと共に世界を駆けた強い言葉「テニスを続けたい!」と共鳴しました。
實生さんの“練習は不可能を可能にする”から、以前聞いた「ラケットに本を貼り付けて素振りをしている」、を思い出して背中を押されました。
上野さんの“書くも涙、読むも涙”に、「私、未だに逆上がりできません」と笑いました。今秋再びコートで合いまみえることができ、感無量です。
思い出が広がりました。
スタートした「岩国時代のテニス」について木岡さんの“弱肉強食”に同感して、川島、橋本、小船、気賀、母里さんのコートでの言霊、雄姿、楽しい歓談が蘇りました。私の唯一の勲章は岩国Cクラスダブルス優勝です。組んでいただいた古館さんと病床で、共に懐かしんだのが昨日のようです。
MTCとの合併後、直ぐ「大船工場のテニスコート」に一人で押しかけ、香川、細野、伊藤さん達と出会いました。橘さんにお世話いただいた、香川さんのご縁での“ロイヤルバンコクテニスクラブ”を實生さんに紹介して頂きました。
「さんど会」はTEC,MTC,MPCで構成され、園田、岩井、剱持さんから溝江、豆谷、中川、大戸、岩崎さん達と合宿を含めて沢山の思い出です。会は継続に尽力する横田さんに甘えて愉しみ中です。
「白子テニススクール」は鬼武さんのお人柄、嘉納嬢の明るい声のもと、上野、野上、重村、勝間、野口、有冨さん達が集いました。上野校長のもと再開が楽しみです。
「浜田山コート」も楽しかったなー。
「千葉、岩国の交換会」で中田、田中、松尾、津口、岩崎、白井、、、
そして若月さん、また盛り上がりたいです!
“中田さんの叙勲”を寄稿によって知りました。素晴らしい快挙、自分事のように嬉しい出来事でした。 |
「木曜会」で剱持さんに魅せられたのは私だけではありません。心を引き継ぐ山下、藍原幹事のもと伊藤(俊)、谷口、松本、友重、興津、国領、上野、田村、横田夫妻達が集います。私も卒寿を超えた塩田さんに習いたいと念じます。“木岡さんの技術論”が、今コートで旬の話題です。 |
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(写真:2022年木曜会初打ち) |
“テニスからもたらされるもの”、皆様にはどの位あるのでしょうか。テニスでの出来事、人達の思い出は書ききれていません。鬼籍に入られた方も含めて、コートに立つと顔とプレイスタイルが浮かんできます。ありがとう、今年のテニス、皆さん。
“変化できるものが生き残る”を信じ、テニス、友人、家族に感謝して、来年を迎えることにします。
良いお年をお迎えください。