群馬県の上毛カルタに「もみじに映える妙義山」とあるように、妙義山は紅葉が美しい山である。
11月中旬、中之岳神社から妙義神社まで妙義山の山腹を上り下りするコースを歩いた。中之岳神社の長い石段を上って本殿に参拝した後、山道に入る。急坂をゆっくりと上って、右 見晴台、左 第四石門の道標。
見晴台の巨岩の上に立つと、妙義山の主峰・金洞山、白雲山の岩峰や大砲岩などの岩塔群の眺めが素晴らしい。山腹には黄、赤色に色づいた紅葉が見渡せて、秋の盛りを感じさせた。
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駐車場から見た妙義山 |
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見晴台から妙義山の主峰・金洞山(左)と白雲山(右) |
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見晴台から大砲岩方面 |
鞍部に戻って尾根道を登ると金洞山頂上へのルート入り口に到達。「熟達者向き、一般の人は立ち入り禁止」と表示され、入り口は閉鎖されている。このコースは長い鎖場が続き、慣れない人は腕の力が抜けて体を支えきれなくなって転落、度々遭難者を出している。
ここは右手の第四石門への道を下る。紅葉は第四石門の周りや白雲山の基部を妙義神社に向かって下る途中でも真っ盛り。
第四石門は巨岩の中がアーチ状に抜けてその後方に大砲岩が眺められる。白雲山の基部は岩峰をバックに逆光を受けて光る紅葉、黄葉が見事だった。