北アルプスの「剣岳」「ジャンダルム」「大キレット」「不帰の嶮」等々、日本の山の急峻で危険な難路を全部踏破したと自慢そうにいう山男が、日本列島で一番標高の高いところに行ったことがないという。それでは山の話をするときに、恥ずかしい思いをするではないかということで、その人のために一緒に富士山に登ることにしました。2018年8月の事です。
この年の夏は雨が多く、僅かに晴れた8月末決行しました。しかしみんな考えることは一緒で、この晴れ間を待ち構えた人達で山は大混雑で大賑わい。山小屋では夜寝返りもできないぐらい詰め込まれました。さて最高地点の標識があるところに行こうとすると、富士山山頂と書いてある標識と一緒に写真を撮ろうという人々で大変な行列、ずいぶん待たされました。好天でしたがもう我慢我慢の富士登山でした。
1.どこにでもある岩だらけの景色に見えますが、この一番高いところは標高3,776mで日本列島の最高地点、富士山頂上の測候所跡です。
2.富士山の頂上は大きな火口があると思われていますが、
実はもう一つ小さな火口がありました。何回も噴火しているのです。