
<はじめに(PDF)>
<第1巻目次(PDF)> |
|
シューベルトとは何のゆかりも無かった私ですが、全くの偶然・ひょんなことからシューベルト歌曲に傾倒。歌うこと・訳詞を作ることに熱中・熱狂した結果、カワイ出版(㈱河合楽器製作所・出版部)から、「日本語で歌うシューベルト・第1巻」を出版してしまいました。
価格は2,300円+消費税で、カワイ出版の通販、アマゾンの通販及び河合楽器の各店舗で販売。
内容はカワイ、アマゾンのホームページの当該ページご覧下さい。 |
数年前、高校時代以来半世紀ぶりに合唱を始めました。 2013年3月には平日の昼間練習に惹かれて西東京の男声合唱団「アンサンブル・ステラ」にも入団しました。
平日昼間の合唱団は色んな意味で魅力的、ワクワクと夢見て練習に参加し、入団最初の日に、「アフターコーラスはありますか?」と早速質問したのですが、返ってきた答えは『ありますよ。次回練習日に楽譜を持って参加しなさい。」とのこと。これがアフターコーラスの「ソロ」に嵌るきっかけとなりました。
もう一つのアフターコーラスもしっかり参加させてもらい大感激でしたが、こちらは途中から何だか雲行きが怪しくなり、自業自得で、肛門科の手術のお世話になることになりました。 重症ゆえかなりの期間の入院を覚悟して、ディートリヒ・フィッシャーディースカウのシューベルト歌曲21枚組CDを楽譜と共に持込みました。
結局11日間の巣籠りで退院したのですが、只、退院したときには私は別人になっていました。 歌の魅力の虜になり、完全なシューベルト病中毒患者になっていました。
多分今でもシューベルトの霊に支配されているに違いないと思います。
「冬の旅」のような暗い曲ばかりではない、シューベルトの素朴な真の魅力を皆に知って貰いたくて、日本語の訳詞で歌い始めました。 しかしやがて自分の歌唱の余りの下手さに呆れ果て、二期会の須藤美衣子先生に強引に頼み込み歌唱の指導を受け始めました。
先生に「とことん、やれるところまで頑張りなさい(歌ではなく訳詞作りを?)』とけしかけられ、結局この1年半余で150曲の訳詞を作りました。 シューベルトの全歌曲は約650曲、うち何曲の訳詞を出版できるか、私のライフワークです。