季節は盛夏を迎えておりますが、皆様方におかれましては、益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。広島県福山市に住んでいます今井(市郎)です。
最近、個人的に嬉しい話題が一つありますので、ご報告します。
理科系(特にケミカルエンジニアリング:化学工学)分野に携わる人達への応援メッセ―ジになればと思い、私の所属している化学工学会創立75周年を記念した懸賞論文募集に、投稿した私の拙い論文、
「ケミカルエンジニアリング教育への提言-目指すべき将来像-」
が、佳作入選しました。
優秀賞ではありませんでしたが、賞状と賞金(少額)をいただきました。
(優秀賞1件:東北大準教授、佳作3件:東大教授、東工大OB、今井)
賞金は全額、先月報告した「ホロコースト記念館(広島県福山市)」の平和教育活動へ寄付しました。
本論文は、「化学工学会創立75周年記念増刊号」(7月刊行済)に掲載されました。「化学工学会誌」を手にされる読者は少ないと思われますので、内容をPDF形式で皆様にシェア―します。拙文を読んでいただければ幸いです。
「原理、原則」と「顧客重視」が重要であることを強調しております。
本論文は科学の専門的なことを扱っているわけではありません。今後のケミカルエンジニアリング(化学工学)に関して、日本の大学教育が目指すべき方向性や考え方を提案しております。しかし基本的な考え方は、どの分野に於いても、また大学教育に限らず、官民を問わず、企業活動や社会活動の現場でも、共通して適用できるのではないかと考えております。
読まれた後、皆様の忌憚のないご意見やご感想をお寄せ頂ければ、望外の喜びです。